☆創立100年史資料提供のご協力について☆

私ども神竜土地改良区も大正11年2月28日の土功組合設立以来もうすぐ100周年を迎えることとなりました。

現在、創立100年史の編さん作業を行っているところですが、当区は昭和16年の事務所火災により古い資料や写真の大半を焼失してしまいました。

もし皆様のところに当区に係る古い資料や写真などがございましたらお手数ですがご一報頂きたく、100年史資料の収集にご協力をお願いいたします。

ご連絡は℡0164-24-2611 総務課内 100年史編さん事務局 まで

 

・上の写真は、大正13年に旧神居古潭駅からかんがい工事の資材運搬橋として架設された『神龍橋』の全景。

・手前に見えるのは通称『針金橋』。針金の8番線(太さ約4mm)28本で支えられていたことから一度に数人までしか渡ることができなかったといわれる。洪水のたびに巻き取らなければならなかったことから『巻橋』とも呼ばれた。

・役目を終えた『神龍橋』はその後旭川市へ寄贈され、幾度かの改修工事を経て現在の吊橋『神居大橋』へと名前を変えながら、一大景勝地『神居古潭』のシンボルとして大切に保存されています。

 

《神竜土地改良区60年史 当時の【工事経過報告書】より・・・》

水源地より石狩川弯管(わんかん・・石狩川河床を横断させた逆サイホン管のこと)に至る間の工事たるや、神居古潭の狭隘(きょうあい)の地にして用水路を掘削する余地なく、殆ど隧道(ずいどう・・・トンネルのこと)に依らざるを得ざる個所なり。

工事に要する材料(セメント・鉄材・木材其他物資)の供給は、神居古潭駅ありといえども運搬道路はもちろん石狩川に橋梁なきため駅より道路を開削し、石狩川には吊橋を架し『神龍橋』と命名して諸材料を運搬せり・・・